内モンゴルへ来たの巻き

出張で内モンゴル自治区へやって参りました。
横文字にして、Inner Mongolia。よく晴れています。

視察だかミッションだか訪問団だかのおじ様方にワカゾー君が紛れ込んでいます。もそっと会社のことを勉強せんといかんと思いました。文字通り、話にならん。というか話がしづらい。

んで、今日はフフホト市のシャングリラホテルにて盛大なる宴会があり、喜び組のように（と言う表現は問題かも知れないが）民族衣装で着飾った美女に囲まれ、羊の丸焼きが運ばれてきたりしていました。
シャングリラホテルは、このイベントのために突貫工事で宴会場とVIPルームを作ったそうな。フフホトはよく整備された発展中の大都市でした。

その後、陸上競技場のようなところで盛大なコンサートに出ました。内蒙古テレビのほか、中央電視台（≒NHK？）、香港の鳳凰電視台からも人が来て司会をやっていました。今年は、内蒙古自治区成立60周年なんだそうです。香港返還10年（中国語では「回帰」であるが）ばりに気合の入ったイベントだった模様。これに合わせて交易会なるものが組まれており、そこに私めもこそこそ付いて行っているのであります。

んで、そんな大層なイベントだろうが何だろうが私はいつものようにちょこっとだけ寝てしまい、シャキッとした頃に、親子ユニットが出てきまして、これが中々大したものでした。正確には、12歳くらいらしい娘さんは姪っ子とのことですが。ユニット名は分からんですが、「吉祥三宝」なる曲だったそうです。
って、今聞いてみたらよく流れてて耳につく曲じゃん、、つまり違うじゃん。。

ともかくそんな有名人も来ていたという話です。
コドモが全く物怖じしていなかった。スターは違います。

さて、この三つの宝とは何ぞやという話しになったのですが、一般には、両親と自分で三つの宝、だそうです。
コトワザの"无事不登三宝殿"
（用事がなきゃ三宝殿には上らない⇒頼みごとがあるからこそ会いに来たのだ）
の三宝ですか？と言ってみたら、いやいやいやいやそれは違います（笑）
とのことでした。そりゃそうだわな。

三宝といえば、日本のサッポロビールは「三宝楽」という名前で展開しています。
発音がsan1 bao3 le4なので、かなりサッポロに近いのであります。これは今日お会いした中国人氏に言わせれば、ナイスネーミングとのこと。ま札幌だって元はアイヌ語のサッポロッペか何かだもんね。

ちなみに、日本の会社の中国名ネーミングは結構センスが問われるのでして、
個人的な分類によれば、

1）日本名をそのまま持ってくる会社
2）音の当て字を意味を添えつつ持ってくる会社、
3）意味でそのまま持って来る会社

の三通りがある。

1）は、松下とか、トヨタとか、本田とか三菱とか。
トヨタもホンダも、日本語読みがとても普及しているようだけども。
2）は、キヤノン（佳能　jia1 neng2）とか、マツダ（马自达 ma3 zi4 da2）。
ま、元がカタカナなんだからそりゃそうだわな。
3）これが見たときナルホドと思ったのですが、「京瓷」。これ京セラ。

もうどっちに分類したら良いか知らないけど、デロイト（德勤de2qin2）とか。
マクドナルド（麦当劳mai4 dang1 lao2）は音だわな。
しかし、カタカナは便利だ。日本人が音にあっと言う間にカタカナを当てる作業って、外国人から見るとけっこう驚きらしいです。

以上小豆知識。
ネットによると、朝青龍がまじへこんでるらしいすね。
中田と遊んでいたと聞いたけど、中田はもちろん怒られたりしない、、んだよな。