さよならシャンプー

帰任時の部署が決まりました。何故か名刺がもうできています。

『化学品本部
○×部
ペットボトルうんちゃら溶剤関西室』

え゛゛っ僕、化学品っスか！？
しかも関西支社？？？

なんてこった。。
化学品で関西じゃKKじゃないかよ・・・
（金属でもそうだけど）

まぁいいや、どこでも良いって（また）面接で言っちゃったし、大阪も楽しかろう。
よし頑張ろう。しかし驚いたね・・・

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・・・というところで、どうにか夢が覚めてくれました。
今回の列車は一階建てで、三段ベッドでした。一番上がまた苦笑するくらいに狭い「上铺（シャンプー）」で、まだ席があり、当日の思いつきでもどうにか出発できたのでした。

所要時間5時間程度とありますが、天津からはダイヤの関係で、19：40発となり、深夜に着いて宿取って、、と色々考えてましたが、着いたのは朝5時でした。座席だったらもっとすごい夢になったでしょう。

帰りは着いた時にばっちり下铺（シャープー）を押さえておいたので、人心地つけました。
尤も、帰りも村井国夫似のお義父さま風の方に結婚がどうのこうの言われていたので何とも言えないところですが、座って頭が天井に着かないのは、下铺だけと思われます。
要注意です。

でも荷物の安全を考えると、上の方が良かったりするそうです。モノも落ちてこないし、足も踏まれないし安いし、私はシャンプー派ね！と語学学校の先生は言ってました。

今回は同額でしたが、通常上のほうが安いようです。
そりゃそうだよな。逆だったら本当に嬉しいもん。

ということで一泊三日になりましたが、なかなかオツなものでした。

承徳は市街地の中心と周囲に世界遺産があるという、特殊な街のつくりです。
清代の皇帝がチベット仏教への信仰から建立した寺院群（の総称が外八廟）や、夏季の政務を執る場所として90年に亘り建設した、避暑山荘なる一大庭園があります。

避暑山荘の大きさは、北京の故宮の八倍とのこと。。
ちょっと"庭園"をかけ離れた大きさです。

清、というと溥儀や日清戦争から、晩年の弱体化したイメージが強いのですが、軽く300年間も中国を統治した王朝なんですね。天下泰平の時代に生まれて、じっくり死んでいけたら、それも楽しそうです。





皇帝が政務を執った処。

比較的、互いに近い位置に見学箇所があるので、各々の場所から既に行った寺院や市街地全景を見ることができます。
奇岩もあり、週末旅行に向いた都市と見ました。

避暑山荘から見た外八廟のひとつ、普陀宗乗之廟。
普陀宗乗之廟から見た奇岩と、別の廟。

とは言え、北京観光に来てついでに、という規模でもないですし（でかすぎ、遠すぎ）、華北に住んでいる方にはお奨めと言えそうです。日本で言う京都に当るのがたぶん西安として、、奈良、くらいでしょうか。
もう少しマイナーな気もするし、難しいところです。

料理は、北京料理、宮廷料理になるようです。
餃子、麺系と、やたら高い鹿や乾物の料理がありました。
ほとんど100倍の価格差がありましたが、餃子が安しうまし、でした。

あと、暴走族がいました。もちろん、ネットカフェもありました。