満喫しない

ということで帰ってまいりました。

天津⇒海南島（三亜/海口/文昌）⇒広州⇒桂林/阳朔⇒長沙/韶山⇒岳陽⇒武漢⇒天津、と南方から華中まで抜けてきました。

使ったのは、飛行機4回、寝台車1回、長距離バス3回。
離陸ジャスト1時間前から空港⇔天津市内往復（片道30分）、夕方便の朝便振り替え、飛行機乗り遅れて後発便振り替え、寝台車午前3時目的地着、寝坊してバス後発便振り替え、など交通関係のどたばたは一とおり経験できました。
これにてもはや、怖いものなしです！むしろ自分が怖いですが、、

寒いのがいやで南方へ行ったはずが、武漢はここ数日の天津より寒く、何しに行ったんだ感が否めませんでしたが、どかっと感想。

【全体】
・南方は噂どおり冬でも暖かい
・南方でも普通語が通じる
・南方航空の機内ビデオのミスタービーンがしつこい
・依然、ガイド氏の説明は固有名詞が多くて相当分かりづらい
・慣れたせいもあるかもだが、やはり北方の発音は聞きやすいしキレイ、帰って感動
・中国語を話せれば話せるほど、歓迎されそう
・基本的には誰もがまず中国語を褒めてくる、半ば挨拶。。
・旅行すると勉強欲が復活する
・荷物が増えたら、自分宛に郵送するのが吉
・ネットカフェは地方都市の方が見つけやすい
・「世の中の多くを知っていること」が幸せかは分からないが、もはや自分はミャオ族のようには暮らせない

【海南島】
・海南島へ行くなら三亜、海口はふつーの地方都市
・三亜はロシア人が多い
・ヒルトン、シェラトン等があるビーチは秀逸、ほかはまだ結構中国っぽい。
・人工の海らしい
・1月でも泳げる、ことは泳げる
・温泉がある
・温泉には、ヒフの垢を食べてくれる魚がいる。コツはくすぐったくても足を動かさないこと
・ビーチで相撲を取ると頭がくらくらする（ビーチでなくてもする）
・文昌には、宋庆龄ゆかりの宗氏祖居がある。
宋庆龄は次女で孫文夫人、三女美齢は蒋介石の妻、長女長男も有名人
・海南島の空気は天津よりキレイ

【広州】
・広州はディープ
・広州の越秀公園ではご老人が歌踊り等々実にいろんな活動をしている
総じて、中国のご老人は元気、人生楽しんでる感がむんむん
・運よくスタバタンブラーゲット
・偶々乗り合わせた広州の地下鉄の車内広告は「普通語話そうぜ！」系一色。
・広州の空気は天津よりキレイ

【桂林/阳朔】
・日本でも相当有名な漓江下りは、大してお奨めできない
（良いんだけど是が非でも行った方が良いとはとても言えない）
・春先がお奨めらしい
・客船の引き戸は静電気がまじ強くて危険
・客船は渇水期だと座礁しかかる
・客船の食事はかなりおいしくない
（同船した上海のおばちゃんによれば、"难吃死了！"⇒くそまずい）
・上海のおばちゃんは見た感じ裕福で、ツアー客の中でも見分けが付きやすい
・桂林の空気は天津よりキレイ

【長沙/韶山】
・湖南省は田んぼが多くて、見た感じ肥沃
⇒日本の農村の風景に割と近い
・長沙のタクシー初乗りは、なんと3元
・長沙はふつーにでかい都市、中心部は天津より整ってる
・韶山は毛沢東の生まれ故郷
・寝坊したおかげで、雷锋の生まれ故郷に行けた
・ 雷锋は、すごく簡単に説明すると共産党政権下で徳育の指針とされた（ている？）若者。日本軍や地主階級の迫害を受け孤児となるも、共産党庇護下で成長、党への忠誠極めて篤く、他人を助けるための労苦を厭わない。いわゆるひとつの「雷锋精神」。22歳で死去。
・記念館付近は「雷锋スーパー」や、「雷锋電器」など、かなり雷锋。
・長沙の空気は天津よりキレイ

【岳陽】
・岳陽楼がある
・都市と地方の差はでかい、日本のそれの比ではない
・初乗り5元

【武漢】
・武漢もふつーにでかい都市、むしろ省会（省都）は基本的にでかい、のかも
・長江によって2地域に隔てられている都市、湖もある
・日付が偶数の日は、ナンバー下ひと桁が奇数のタクシーは長江大橋を渡れない
　奇数の日は偶数の車が渡れない。こりゃびっくり。
・「武昌」も「漢口」も武漢のことを指している。ついでに「漢陽」も武漢の一地区。
バスとか電車の行先選択で混乱しがち
・武漢は華南ではないので、『地球の歩き方　華南編』が使えない。
　そして地球の歩き方がないと、かなり手間が増え地球は歩きづらいものとなる
・湖北省博物館はがらがら
・黄鶴楼がある
・気温0度。軽装だとさむいし観光する気が失せる
・湖北省と湖南省は街の女性がキレイ
・武漢もなんと初乗り3元、でもすごい勢いでメーターが上がる
・武漢の空気は天津よりキレイ

以上