結婚式でたぞば。

前回の爆竹観戦に引き続き、お世話になっている中国人スタッフの結婚式に出席させてもらいました。

招待状を見ると、場所は北京ダックの老舗・全聚徳で、開式は10時18分。
（どーでもいいですが、僕は日本語モードで「聚」を出したい時「じゅらくだい」と打ってます。。）

なんでこんなに時間が細かいかと云うと、「将要发财」（もうじき金持ちになる、の意）に掛けた縁起担ぎらしいです。18（yao4fa1）です。実際に始まったのは40分過ぎで、まだ全席埋まってませんでしたが。

他にも、10月29日という日どりは付き合いだしてから999日目だとか、9（jiu3）が久と発音一緒とか、色々なものに掛けてあるようでした。このへんさすが中国。

事前に聞いていた話では、中国の結婚式は「いつ始まっていつ終わったか分からない」とのことでしたが、まさにそんな感じでした。
流れは概ねこんな感じ。（元も概ねでしたが）

＜登場＞
店の外に赤い車に乗った2人がやってたところで、ハート型に置いてある無数の爆竹が炸裂。数分間ずばばばばばばばばばばばばばが続く。

店に入って座りしばらく待つ。

＜開会＞
饒舌な司会の兄ちゃんが仕切る。新郎新婦入場。教科書だと中国の新婦は赤いウェディングドレスとのことだが、今回は白。あれ。
新郎新婦に話を振りつつ、会を盛り上げてく。
新郎に「得意料理はなんですか？」って聞いてたのが印象的。中国は普通共働きなので、ダンナの家事は当たり前（と語学学校で女老師にやたら強調される日々）だからか。
一体感にはだいぶ欠ける。後ろのほうのテーブルは好きに話してる・・・

＜途中＞
料理がごんごん出て来て、食べる。新郎新婦、その両親がテーブルごとに挨拶に来る。より蔵、少量の白酒で既に半酩酊状態。
司会氏は、もういなくなってる。隣の式で司会やってる疑惑・・・。式中に、外でもうひと組のずばばばばが始まり、部屋は仕切られていないので、少し空間を隔てた隣でも式。お召し換えは二度。「さぁ、新婦がやって参りました～！」なんてアナウンスはもちろんない。だって司会いないもん。
北京ダックもぐもぐ。

＜閉会＞
新郎新婦と写真を撮る。
デザートまで食ったら好きに解散。それでいいのかちょっと不安だけど、かなり適当。やはり白酒は無理、、と再確認。

・・・ってな感じでした。
初めてなので言い切れないですが、日本の（これまで参列させて頂いた）式の方が、圧倒的にキチンと段取り踏んでやるし、「式」って感じです。

こちらは、仲間を呼んでわいのわいの食事するのが普通なのかも。会社の人も来て挨拶していましたが、堅苦しい感じはなし。服装は久し振りにスーツ着て万全の態勢で行きましたが、そんなやつはごく少数、ジーンズもOKでした。
面白いですね。

ともあれ、恭喜恭喜（gong1xi3gong1xi3、おめでとう）です。
お幸せに。